30系プリウスの触媒 盗難に注意!

こんにちは!

先日取引業者様からも聞き、最近ニュースでも観ましたが、

「30プリウス系のマフラーの触媒部品」の盗難が急増しているそうです。

もともと欧米で被害が拡大し、その後世界的に被害が増大しているそうで、

日本でもここ最近急増してきているそうです!!

 

千葉県県の例ですと、昨年の被害は前年の16倍にあたる173件が発生し、

そのうちの9割近くの151件が旧型プリウスの被害だったそうです。

 

なぜ触媒装置しかも旧型プリウスかというと・・・

 

マフラーには「触媒コンバーター」という排気ガスを浄化させる装置が連結されており、

内部にはパラジウムなど、希少金属(レアメタル)が使用されており、

そのパラジウムは、ほとんどがロシアからの供給だそうで、現在はその供給が滞っている

ため価格が高騰し、裏情報では、現在は「金」よりも価値があるとすら言われているそうです。

 

また、最新のモデル(ここでプリウスも最新型が出ましたが)よりも年式が古い車のほうが

レアメタルが多く含まれているとされ、またアイドリングストップ機能がある車などはその劣化も

少ないため、かつプリウスの3代目(30系)は台数も多く、恰好の標的となっているようです。

 

触媒コンバーターの盗難では、車内の貴重品は手つかずで、触媒コンバーターだけが抜き取られて

いた事例も多いそうで、触媒コンバーターだけを狙った窃盗団が存在する可能性が高いとのことです。

確かに、開錠の必要はなく、ジャッキアップで持ち上げて、下にもぐれば、出来ちゃいますからね。

手慣れた窃盗団であれば、数分で取ることが出来るのではないかとのことです。

 

その後、窃盗者は高騰中の触媒部品を転売してしまう、という手口だそうです。

 

対策として、触媒部分のアンダーガード的なものが販売されたり、セキュリティアラームのような

物もあるそうです。また触媒に「ペイント」してしまい転売しずらく見せる、という方法もあるようです。

 

また、窃盗団がグーグルマップのストリートビューを参考に下見を行っている可能性も考えられるそうです。

元々、ナンバープレートにぼかしは入っているものの、車種は特定できるため、車全体のぼかし加工を

グーグルに申請することも手段の1つのようです。

 

そんな訳で30系プリウスをお持ちの方は、注意が必要ですね!!

とは言っても、なかなか下回りまで、というのは難しいかも知れませんが、、、。