私の同業者の友達と土曜日に会って 情報交換した。 久し振りに沼津へ行って、色々な 話が出来て嬉しかった。
その友人との話の中で、今回の 尖閣諸島の問題について話をしたが、 彼が自分のブログで「なめんなよ」と 政府に対して、中国に対しての言葉が 全く同感だと心底思った。 彼も中国で仕事をしているから私と同じ、 よく現地を理解出来ているのだ。
日本人は波風立てるのが嫌いで、 穏便に穏便に、と進めるのが好きな民族。 また武士道を勘違いしてしまった人たちが多い。 「自分に非があれば潔く認める」と言うのを 履き違えてしまっているんだ。
中国は理屈が通る国では無い。 また人民も殆どが理屈が通らない。 だから留学した中国人の40%は中国に 帰らない、それが事実だ。帰る訳ないじゃん、そんな場所へ。 また、実は、中国の人民たちも実際には 明らかに不公平で滅茶苦茶なやり方な国家に対し 不満を沢山貯め込んでいるが、それを爆発出来ない。 政府はその不満の矛先を仮想敵国へ向けさせて 隠れ蓑にしているのは誰もが知る事実なんだ。
うちの工場でも実は問題がいっぱいある。 自社工場でも解決出来ない問題が山積みなんだから。 日本で委託工場で契約している会社の苦労は それは計り知れないだろう。 せっかく日本やアメリカで民主主義の中で 仕事や勉学を覚えた人も、現地へ戻れば、すぐに 現地化してしまう、それが事実であり、 それもまた、そんな風潮がある国だからこそ、 戻れば同化してしまうのである。
ABS事業が始まる。 しかし、今までの経緯を見れば、 不安が残る。常に不安との戦いを背負うのが 中国とのビズネスなのだ。 当社は中国で長い間仕事をしてきている。 しかし、今後外国へ投資や進出を考えている 人や会社は視野を広げて欲しい。 中国だけが世界の生産工場ではないし、 リスクは非常に大きいのだ。
今回の尖閣諸島問題、我ら日本人はもっともっと 大騒ぎせねばならない問題なのだと思うが、 皆さんはどう思いますか?
By社長
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