こんにちは!
工場管理の陳です。
富士林檎は日本では一番栽培されている品種で、中国にも盛んに輸出されている内に、現地栽培が実現化となり、富士の名前もそのままに使われています。産地は中国東部の山東省に集中し、国民の多くに人気を集めています。
山東省産の富士林檎以外に内陸高原地方に栽培されている林檎も最近、沿海都市部のスーパーで高価で良く売れています。
実は、故郷大連も林檎の産地として、有名ですが、出荷数が少なくて、ロシア輸出を中心になる為、国内の皆さんがあまり知らないのです。
大連は中国北部の遼東半島に位置して、その大半は山岳地帯で、降水も気温も日本甲信越地方と同じで、林檎栽培に一番相応しい環境にも恵まれています。
一番栽培されている品種は国光と呼んで、甘味と酸味のバランスもい良いです。中央政府に管理されている林檎園もあり、国宴会にも使われています。
中国とソ連の冷戦時代に借款返済のために、この国光の林檎が大きな役目を果した輝かしい歴史も持っています。
その特別な味も未だにロシアの人々にも人気を集めて、愛されています。 (写真は地元産の国光林檎です。)
陳♪
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