今日、２２日は中国の大晦日。
工場は休みです。
さて、私は今日社員達と買い物へ出かけました。
近隣の店は殆ど休業なので、市内まで車で出かけ
百貨店で食べ物や飲み物を買いました。

いやはや、百貨店の中大渋滞です。
人、人、人・・・・
買い物選びにも１時間、
駐車場で３０分、
レジで３０分
車で往復１時間
参りました・・・。

中国に来てもう１０年以上になりますが、
正月は中国人に取って何なんだろう、と
考えさせられます。
清楚で神聖な雰囲気は全くありません。
私は、現地での正月、全く楽しくありませんので。
社員の自宅へ呼ばれても酒飲んで食べるだけ、
後は他人の噂話や悪愚痴、そして金儲けの話、
それ以外は全くありません。
ここ数年は行かなくなりました・・。

その正月に彼らは客人として、持って行くお土産をいっぱい買い込む為、
どこの店も真っ赤は紙袋に入れた贈答品が並びます。
中国人は面子が大切と言うお国柄です。
見栄を張って買い込みます。
それに便乗し偽物や不良品も出始めるんですね。
キットカットチョコの偽物詰め合わせ、
すごくまずいチョコ、よくこんな不味いチョコを作るか信じられません。

なんか、もう少しなんとかならんかな、中国の正月。

ここにきて、若い年代の者たちは、この風習に
ある程度嫌気をさしていると聞きます。
日本もそうですね。
お正月はおせち料理を食べ、親戚が集まって・・。
両親が親類と酒を交わしながら、いとこ同士でカルタやめんこ、凧揚げをしていた時代は消え失せました。
１９８０年ごろから、おせちを有難がる気持ちさえ
消え失せましたよね。「おせちもいいけど、カレーもね！」と
CMでインスタントカレーの宣伝が出始めたのもこの頃です。

この風習いつまで続くのでしょうか？

By社長