
中国ではご存じの通り、一人っ子政策をしています。 この政策のお蔭で、子供たちは「我侭し放題」で成長します。
日本では、一人っ子と言うと昔からのイメージでも、やはり 「我侭、協調性不足」と言われてきました(全てがそうではありません)
中国の殆どが一人っ子で育ったと言うことを考えれば 恐ろしいですね。 特に中国では80后(パーリンホウ)と言う言葉があり 1980年代生まれ以降からは、もう我儘、根性がない、計画性がない、 と言われるほどです。
私も長い間中国にいますが、やはり今の30前半までの中国人は その言葉の通り、一人っ子で育ったんだ、と感じます。 言うことはデカイ事をほざきます。 しかし能力の乏しく出来なければ逃げます。 なので、内面はすごくひ弱な人間なのです。
中国では子供をあまり叱りません。まして叩いたりなどトンデモない! なので、日本のアニメ「クレヨンしんちゃん」でお母さんが、しんちゃんの 頭をグリグリして叱るのを見て、どういうことなんだ、と言うそうです。 教育を溺愛と勘違いしているんですね。
特に中国では男がダメです。若い男性は全く持っての根性なしです。 これが結婚して、奥さん、子供1人、双方の両親、更には祖父母まで 面倒見れますか?絶対無理です。 まして、一人っ子は、大人になっても親に頼ります。 マンションやら車やら、親に強請ります。
写真はレストランで、5〜6歳程度の子供が、ぎゃ〜ぎゃ〜騒ぎ、 寝転んで、だだこねて約30分です。これ見ても親は注意一つしません。 まして親はバイキングを山盛りに撮り歩き、 山盛りに残して、それはもう子育ての資格は全くありません。親が親なら子も子です。 こういったのが「小皇帝」と言われる所以です(-_-)/~~~ピシー!ピシー! これが大人になったらどうなるんでしょうね?行く末、見えてきます。
ちなみに、ドイツの新聞に下記のような記事が出ていましたので、コピペします。
By社長
******************* 2013年1月11日、ドイツ紙ディ・ヴェルトによると、米科学誌「ザ・サイエンティスト」に発表された研究報告で、中国の厳しい一人っ子政策により増加した一人っ子は、コミュニケーション能力に乏しく、一様にリスクを恐れ、自信がないという。環球時報(電子版)が伝えた。
この研究は、オーストラリアのモナシュ大学とメルボルンの他大学の研究者らが行ったもので、一人っ子政策が開始された1979年前後に生まれた400人を北京で無作為に抽出して行われた。経済学に関するゲームを用いて実験は行われ、被験者はゲームの中で互いに少額のお金をやり取りしたり、投資をしたりする。この実験を通じて、被験者の冒険心や信頼感、競争意識について評価を行った。評価の際は、被験者の年齢、婚姻状況や中国の現在の経済環境も考慮した。この結果、一人っ子は兄弟姉妹のいる人に比べ、悲観的、敏感、神経質、頼りないという結果が出た。
父母の寵愛を一身に受け「小皇帝」と呼ばれる中国の一人っ子だが、自己中心的で協調性に乏しいとされており、コミュニケーション能力に問題があると以前から憂慮されていた。しかし、中国政府のデータによると、現在一人っ子政策が適用されているのは人口全体の3分の1のみ。一部の少数民族や農民は適用外であり、さらに一人っ子同士の夫婦も子供を2人持つことができる。(翻訳・編集/中原)

|