アルプスの少女ハイジ、を知っていますよね?この物語はスイスの作家ヨハンナ・シュピリの児童文学作品で1880年から1881年に執筆されました。日本では1974年に日曜日の夜、テレビで放映されました。私は小学生5年生でした。この番組は「カルピス子供劇場」と言いました。余談ですが、日曜日はこの時間帯はアニメが多く、日本の子供はTVの前に釘づけだったはずです。
今CS放送で再放送されていますが、私は中国で見るのが楽しみです。いや〜な中国での唯一の楽しみですね(笑)40年前に見たっきり、どちらかと言うと、その後の放送だった 「あらいぐまラスカル」「フランダースの犬」「母を訪ねて三千里」が好みだったのですが、今改めて見ると、ものすごいアニメだったんですね。名作です。私は再放送を見て主題歌に入っているヨーデルの素晴らしさを再確認してしまいました(*^_^*)
今の若者はあまり知らないようですが、大まかなあらすじは・・・・
「幼い頃に両親を亡くし、5歳になるまで母方の叔母のデーテに育てられたハイジは、デーテの仕事の都合で、 アルムの山小屋にひとりで住んでいる、父方の実の祖父であるおじいさん(アルムおんじ)に預けられることになる。 ヤギ飼いの少年ペーター、ペーターのおばあさんなどの人々。 子ヤギのユキちゃん、おじいさんが飼っている犬のヨーゼフやヤギのシロ・クマ、樅の木を初めとした、 大自然に生きる動植物達。厳しくも優しく、懐の深さを感じさせるアルプスの大自然。 何より共に暮らすおじいさんを通じ、ハイジは様々なことを知り、学び、健やかに育っていく。」 以上Wikipedia より。

このハイジの家は、スイスに本当にあるのを知っていますか?もちろん、スイス政府が観光の為に作ったのだと思いますが、ハイジの家のモミの木も植えてあり、ペーターの家もあるんですよ。何より、TVで見るアルムの山の景色が全く同じで、感動します。 こういった物語はどんどん再放送して欲しいですね。今の子供は戦うアニメやらバーチャルゲームやら、子供のころに養わねば ならない情愛や友情、努力、忍耐、挑戦と言ったものが欠如していると思います。 そういう世の中になってしまいました。何かあれば直接言う勇気もないくせに ネットで色々書き込むことで自分を誇示する世の中です。私はパソコンや携帯電話が大嫌いです。定年後は全部捨てようと思っているくらいです。例えば学生の頃、恋人と待ち合わせをするとします。昔は家の電話しかない、気軽に連絡出来ない、だから次回のデートの約束は本当に大切にしました。待ち合わせ場所も時間もしっかり決めないと会えません。しかし携帯があれば、すぐに断れる、しかも今どこにいるとか、ウソが言える だから「ウソつき」が増えて来ているんじゃないでしょうか?約束も守れない、約束と言う言葉の重みが全く無くなって来ています。 そんな人間が多くなってはまるで「中国」のようですね。ちなみに中国人は上記の物語なんぞ知る筈もありません。 そんな快い物語より目先にある「ゼニ」が重要ですから。元来、ハイジは宗教色が非常に色濃く海外で出版された際にそれを国ごとに 書き直しているようです。
もしチャンスがあれば是非再放送をご覧ください! PS:全52話の中、今日は44話まで放映されました。 土曜日の朝に一気に4話放映されていますよ!(^^)!
By社長
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