こんにちは♪ みなさん、南部鉄器ご存じですか? 先日、中国の友人に頼まれて南部鉄器の中華鍋と鉄瓶を購入しました。 それまで、南部鉄器は一体どんな物かを全く知りませんでした^^; 今回をきっかけに、ちょっとした雑学の勉強で南部鉄器について調べてみました。 南部鉄器とは伝統的な工芸品で、もと南部家の所領であった岩手県盛岡地方で作られた鉄器のことです。平安後期に江刺郡豊田館にいた藤原清衡が近江国(滋賀県)より鋳物師を招いて始めた奥州市の南部鉄器と慶長年間(1596−1615)に盛岡藩主南部氏が盛岡を築城した頃に始まった盛岡市の南部鉄器と分かれているそうです。
現在市場で売られているのは、お鍋や、急須や、鉄瓶や、フライパンや、炊飯器など様々なアイテムがあります。値段は其々で、数千円〜数万円のが一般的です。また、職人が一つ一つ丁寧に作り上げていくことで、場合により納期が1年以上かかることもあるそうです。 また特徴としては、厚い鉄鋳物はたくさん保有しますので、食材を入れても温度が下がりにくく、熱が全体に行き渡り、お肉や野菜をふんわりと美味しく仕上げることと、良質な鉄器は調理をしているうちに身体に吸収されやすい二価鉄が少しずつ溶出することにより現代人に不足しがちな鉄分の補給にも役立ち、貧血の改善と予防にも効果があると言われています。 身体の健康を考えて安心な日本製南部鉄器をぜひ使ってみたいですね^^
byヨウ
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