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第924号 2011.2.5 中国での生活
 
 
 
中国での生活は人間不信の連続だ。
1日を振り返ってみよう。

朝、断末魔の奇声で目を覚ます。
社宅に住む工員がいつも間にか、工場の敷地内で畑を
作っており、何度か注意したのだが、チンゲン菜や
ニラなど貰ってしまった私は中止命令を出す事が
出来なくなってしまったのだが、今月工場へ来たら
工場内に鶏が飛び回っている。私の飼っている番犬4匹の
小屋の近くに見知らぬ小屋があり、覗くと鶏が数羽いた。
これこそ、まるで尖閣諸島問題と同じで、他人の敷地や
物をちょっとづつ侵略してくる人種なのだ。
こっちも油断しているといつの間にか取られている、
ここで文句を言うと逆切れをする、のである。
その断末魔は鶏が絞められた声である。
その後、その工員がニコニコしながら私へ半分の身を
持って来て、それを唐揚げにして食べてしまった自分が悲しい。

その後スーパーへ買い物へ行く。さすが正月、食品コーナーは
混雑している。しかしもう滅茶苦茶だ。この国の人々は
日本の高校生同様携帯電話が大好きである。
狭い店内の通路で大きな押し車で買い物をするのだが、
真ん中に立ち止まって電話する、それも30m先に人に
聞こえるように大声で・・・。それがアチコチから聞こえ
頭痛がしてくる。
時々目に着くのが万引きだ。大きなアイスクリームを
買うそぶりで見ながら蓋を開け、アイスを一口食って戻す。
隣でギンギラギンの服装のおばちゃんが奇声を上げながら
買い物をしながら痰を吐く。恐ろしい・・・。
店員も脳があるのか無いのか、ぼ〜っとしているのが多い。
棚へ寄りかかって携帯でメールしている。いつ仕事をするのか?

レジではいつも朝の山手線並みの混雑だ。しかし違うのは
誰も並ばず横入りを平然とする。そこでまた喧嘩が始まるのだ。
10年以上前、私は広東省のPANYUと言う地区でマクドナルドへ
入り、混雑の中1時間待っても買い物出来なかった悔しい想い出がある。
広東語が解らず、まして並ばないで大声で後ろから注文をしてくる
それを受ける店員もアホだが、そういうシステム(?)なのがこの国の
特徴である。

さて、この日は呉江市の5つ☆ホテルへ食事へ出かけた。
途中、信号を守るどころか、信号で止まっている車の横から追い抜き
信号無視しして突っ走る車の数々に呆れながら目的地へ向かう。
何がどう間違って5つ☆のランクを付けているか全く意味不明な
ホテルなんだが、賄賂でも使ったか、このランクを付けている。
この呉江市、ものすごい汚れた空気の地域である。
陳君もここに住んでいるが、生まれたばかりの子供が私は心配だ。
喘息、アレルギー、アトピー皮膚炎、ならねば良いのだが・・・。
またこの呉江市に住む人は、ここは最高の土地だと称する。
すでに東京レベルだと豪語する人もいるとかいないとか。呆れて
あいた口が塞がらない。俺は死んでもこんな所に住みたくない。
だって、100m先は光化学スモッグのような公害で
全く見えないし、目が痛いんだから。

さて、その5つ☆ホテル2階に日本料理店がある。
まぁ、客は中国人が殆どだが、これまたゲンナリする。
食べ放題138元と言えば
中国では中級レベル以上の人が行く料理店である。
ある程度マナーがあるのかと思えば、その答えは裏切られる。

まず、彼ら中華民族は食う。食うわ、食うわ、残すわ、残すわ、
彼らが帰った後のテーブルは、関東大震災後のテーブルより汚い。
前のテーブルに品の良さそうな夫婦+3才程度の子供が座った。
しかし料理が運ばれれば・・・
くちゃくちゃ、100m先の人間に聞こえるような音を立てて
食べる。肩肘を付きながら、骨付きカルビを口に入れ、
骨だけペッペとテーブルに吐き出す。あ〜嫌だ嫌だ。
その後「かぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ペッ」と痰を吐きだした。
加トちゃんペッなら可愛いが、心の奥底に殺意が芽生える自分がいた。

今度は右隣のテーブル、4人掛けの席に3人(男2人、女1人)が
座ってバンバン注文する。そこへ、あとから知人がやって来たのだが
私のテーブルの席を取って(当然何も言わず)通路に座りだした。
そこで大声で騒ぎ、今度は携帯電話で大声で話だし、滅茶苦茶だ。
良く見ると、こいつも貧乏ゆすりをしている。
そう、中国は貧乏ゆすりが大好きなんだ。誰もが貧乏ゆすりをする。
気になって仕方ないよ・・・(ToT)/~~~
中国はどうなって行くんだ??

以前万里の長城へ行った。そこはもう、ゴミだらけの汚い場所だった。
河南省の有名な少林寺へ行った。そこももうポイ捨てのゴミが山のようにあった。
杭州の西湖、ここは有名な観光地だが、二度と行かないと決めた。
汚い、臭い、ゴミだらけ、スリばかり、偽物の売店ばかり。がっかりだ。

最後にもう1つ。
4日に、工場長の自宅へ食事に招待された。
私はお酒が弱い方では無い。特にワインは2,3本なら
軽く行ける位だ。(バーボン、イモ焼酎、ウオトカはNG)
そこで、白ワインを頂いた。
たった2杯飲んで倒れた。そこから6時間意識不明のように
寝ていたらしい。毒入りワインだったようだ。
昨年末から河南省で数百万本の偽ワインが出荷されたとのこと。
科学調味料や色素、合成着色料で作られたワインは、発がん性があり
頭痛、吐き気を伴うと新聞に記載されていた。
その通りになってしまった。酷い頭痛に3度吐いた。
飲んだ時、やけに薄いな、酸っぱすぎるな、と思ったものの、
白だったので、飲み慣れてなく、そのまま飲んでしまった。
白ワインを飲んだのは自分だけで、陳君は白酒、その他も
紹興酒を飲んでいたようで、被害者は自分だけだった。
何でも偽物だ。煙草も偽物、一昔前に問題になった粉ミルクも。
呉江の町へ行けば、若いお姐ちゃんも、おばはんも、皆が
ルイヴィトンのバックを持っている、ベルトはグッチ、
時計はカルティエだ。本物だったらすごい裕福な国だろう。
殆どが数百円で買ったものばかりなんだが・・・。

成田の書店で「サピオ」と言う雑誌を買った。
中国がこれ以上このまま世界へ進出したらどうなるんだ?
のテーマが描かれていた。その通りだと思う。

長々と記載してしまったが、中にはマトモに真剣に考えている
中国人もいるのを忘れないで欲しい。
しかし、多勢に無勢 、中々声を大きくして発言出来ないのだ。
どうなるんだろうか・・・・。

掲載写真【週刊東洋経済より】

By 社長

 
 
 
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