こんにちは!
工場管理の陳です。
最近、中国の全国人民大会委員会は国民の身分証明書に指紋情報を加える「国民身分証法」の改正法を可決した。
来年からテロ対策を理由に身分証明証新規或は更新の場合に、指紋提供を求めることになり、国民から疑問の声も出て、犯罪者扱いだと批判の声も殺到した。
本来の中国では、戸籍を戸口と言い、都会と農村に区別があり、別々に都市戸口、農村戸口に分かれて、管理されている。 履歴書に似ている社会主義中国特有の「個人檔案」に家族構成、学校成績・就職・結婚・言動・交友関係・犯罪歴など、生まれた時から現在までの個人情報の全てが書き込まれている。
改革開放政策が始まって以来に、経済の発展に伴って、国民大移動の中で、戸籍、個人檔案の役目が徐々に失っている。個人情報管理をする為に、80年代から現在では中国国民誰でも持っている中華人民共和国の身分証明証が登場したのです。
しかし、犯罪、不正などに使われている所謂偽造の身分証明証の存在は大きな社会問題に至ったのです。それを防ぐ為に、今回の指紋情報提供も義務付けられたのです。
その前にも、航空便、新幹線、宿泊、訪問、旅行、ビジネスなどにも身分証明証の提示も必要だと厳しく規制している。にも拘らず、偽造身分証明証での犯罪も減らないのです。
確かに、13億の人口も持つ大国を管理するには、政府としては、相当の知恵が必要だと思いますが、こんなに偽造、偽物作り好きな悪癖を持つ国民たちにも、指紋提供が一番効果的な管理方法だと思います。
写真は本人の身分証明証の裏面の写真です。
陳♪
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