幕末に宇和島藩のお殿様が参勤交代の途中で黒船を見かけました。
「私もあれがほしい!」
と、いう凄まじい理由で藩内で建造することに。 白羽の矢が当たったのは仏壇、仏具の職人の嘉蔵
選ばれた理由は器用だから… 蘭書の図面を元に独学で作り始めます。
そして何とか完成、
しかし蒸気機関の湯釜の圧力を上げると、あちこちから蒸気が噴出してしまい出力が上がりません。 これが解決出来ず何度も失敗をしてしまいますが、
ある日長崎に黒船が入港したという情報が入ります。 早速現物を見にいきました。
すると鋳物で作っていた釜が実は鋼で作られていたことが分かりました。 早速、鋼で作ったところ見事に完成させることが出来ました。
これが黒船来航から5年後の出来事 江戸時代の技術力恐るべし!
|