1972年製のロータスヨーロッパには エアコンが付いていません。 軽さが売りの車なので(車重740kg)エアコンの 重さは大きく走行性能を変えてしまう、と言う事もあって 装備されなかったのでしょう。
とはいえ、温暖化が進んだ世界で、 更に寒い英国では無く、蒸し暑い日本では エアコンが無いのはとても辛いですね。 かくいう私も夏場は殆ど乗る勇気が湧きません。
せめて、風だけでも送りこめないかなぁ、と 考える事1年! 今年はやるぞ!と先月から部品をデッサンし、 多くの車部品メーカーと連絡を取って、 ブロアモーターと、サーキュレーターを確保、 ロータスヨーロッパのグローブBOX(20cm×10cm程度) の中から出るように四苦八苦しながらも完成しました。
走行中でさえ、この車は空気抵抗値が抜群とあって 窓ガラスを開けても風が入って来ません。 走行中は室内の左右にあるサーキュレーターから フロントボンネットに繋がるパイプを通って直に 風を送ってくるだけで、停止状態では完全無風です。 ましてボディはFRP、外気温が30度を超えれば 室内は40度まで上がる始末、ここで無風では蒸し風呂です。
今回、この製品を取りつけ、まさに「砂漠に1杯の水」 でした。こんなにも楽になるのは、是非ともお勧めしたい 製品なんです。 定価は19800円と、お買い得に設定しました。 ヨーロッパに乗っている皆さんいかがですか?
By社長
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